アジアの伝統・アジアの現代2020に参加して
橋本 信
アジアの伝統・アジアの現代2020に参加させていただき、とても貴重な
体験をさせていただきました。
日頃は西欧音楽に慣れ親しんでいるケースが多く、日本の伝統的な楽器、
世界の伝統的な楽器に触れる機会はそんなにはないのが現状です。
そんな中、今回ベトナムの民族楽器であるダンバウに接することができ、その音色や奏法に触れ、改めて音楽と
いうものを考えるきっかけとなりました。芸術的な音楽といえば西欧のクラシック音楽、そして現代音楽と言われ
る音楽を指すのかもしれませんが、世界には民族音楽を含めて多くの音楽があるわけで、芸術的な音楽、日藝術的
な音楽の境目はどこにあるのかとか、何を持って藝術的と言えるのかとか、、そもそも芸術って何?といった疑問
等色々のことを考えさせられました。
アジアの一員として他のアジアの国々、そして世界の国々との交流が出来得る限り行われることを願います。そ
のことを通してお互いの違いの認識をふまえつつ、一緒にできることは何かをお互いに掘り下げていくことができ
れば、本当にいいなと強く感じたイベントでした。
最後に今回のイベントに携わって頂いた皆様に心より感謝申し上げます。