©Masahide Sato

高関 健(指揮)
国内はもちろん海外への客演も多く、2013年と2017年にはサンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会を指揮、聴衆や楽員から大絶賛を受けた。オペラでは新国立劇場公演「夕鶴」、大阪カレッジオペラ「ピーター・グライムズ」などで好評を博し、P.ブーレーズ、M.マイスキー、I.パールマンをはじめとする世界的ソリスト、特にM.アルゲリッチからは3回の共演を通じてその演奏を絶賛されるなど絶大な信頼を得ている。
広島響音楽監督・常任指揮者、新日本フィル正指揮者、大阪センチュリー響常任指揮者、群馬響音楽監督(現・名誉指揮者)、
札幌響正指揮者、京都市響常任首席客演指揮者などを歴任し、現在東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者、仙台フィルハーモニー管弦楽団レジデント・コンダクター、富士山静岡交響楽団首席指揮者、東京藝大音楽学部指揮科教授 兼 藝大フィル首席指揮者。
第4回渡邉暁雄音楽基金音楽賞(1996年度)、第10回齋藤秀雄メモリアル基金賞(2011年)、第50回サントリー音楽賞(2018年度)を受賞。
2019年3月にはウラジオストクとサンクトペテルブルグにおいて、『ロシアにおける日本年』の一環として團伊玖磨のオペラ「夕鶴」を指揮して日本とロシアの文化交流に大きな役割を果たし、2021年4月は新国立劇場オペラ公演、ストラヴィンスキー「夜鳴きうぐいす」とチャイコフスキー「イオランタ」を指揮、ロシア・オペラの魅力を存分に伝えて高評価を得た。NHK等の番組にも定期的に出演するなど、幅広い活躍を続けている。
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