終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
*詳しい規定はこちらを参照のこと
まず、23作の応募作品について精読しレビューを行った。その上で、今回の演奏者によって聴いてみたいと思える作品12曲を残した。次いで、レビューを振り返りつつ消極的な要素がある6作品を候補からはずし、残った6曲について、全てが異なる傾向の作品であること、そして他の同傾向の作品の中で傑出していることを確認した。これらについて出演者のゴーサインを経て、決定に至った。
今回の作曲賞の特別な規定もあって、一般的な作曲賞とは様相の異なる、興味深いラインナップが揃ったと思う。そして本賞は、提出楽譜から本選会までの過程で、いかなるブラッシュアップがなされるかが、作曲家に求められる能力の一部であることを鑑みており、審査段階の印象はコンサート本番で全く変わってしまうことも考えられる。作曲家たちとの協働を通じて、それぞれの描き出す世界をより強固なものにしていくべく演奏に臨みたい。
*各作品へのコメントと経緯の詳細はこちらを参照のこと
出演者6名(Spring Drum etc.)
川島 素晴
小栗 舞花
山澤 慧(Vc)
川島 素晴(Vo)
山田 岳 (E-guit)
大石 将紀(T-Sax)橋本 晋哉(Tub)
山澤 慧(Vc)川島素晴(Cond)
菊地 秀夫(Cl)
山澤 慧(Vc)
若松聡史(Va)
山澤 慧(Vc)
川島素晴(Cond)